ぼったくりとも読めるネガティブな店名とは裏腹に、お値打ちな価格と厳選された食材をじっくりと手間隙かけた料理で、それを食べた人達が思わず笑みを浮かべるような料理を提供したいと始めたキッチンカー。
bottacurryの由来・・・
料理に携わって十数年経つが、先輩方と比べても知識、経験、スキル、人間性などなど・・・まだまだ未熟で知らない事が多過ぎる半人前の甘ちゃんである。
そんなある日、自信作のカレーが完成した。先輩方にも絶賛され、いい気になっていた僕に大先輩がこんなひと言を・・・
「半人前の甘ちゃんが作ったカレーなんだから【ぼったくり】だなー(笑)」と
【ぼったくりだなー】【ぼったくりだなー】【ぼったくりだなー】【ぼったくりだなー】
ぼったくり⁉︎
その時の状況からすると謙虚な姿勢を忘れるな!というニュアンスも含まれていたのだろう。
【ぼったくり】と聞くと明らかにマイナスイメージなのだが、
何故かその時頭に浮かんだ情景は、お客さんが悲しむどころか、笑顔でまた来るねーとカレーを手に喜んで帰っていく姿だった。
まるで、TVドラマにもなった【居酒屋ぼったくり】の世界観のようだ。
ならば・・・これは逆に恥ずかしい料理は出せないな・・・
そのキーワード気に入った!
すぐ調子に乗ってしまう自分には丁度いい!反骨精神も刺激される!店名に紛れ込ませよう!
【ぼったくり+カレー】
そして数年後・・・
キッチンカー【bottacurry】が誕生しました。
その中に込めた想い・・・
謙虚で前向きな姿勢、ユーモアと遊び心を忘れない事
そして、美味しいではなく【めちゃくちゃ美味しい】と言ってもらえる料理をつくる為の原動力に【ぼったくり】がポジティブワードとしてひと役買っているのだ。